こんにちは。身分系ビザ担当の中島です。
長い帰化審査の結果、申請の許可が出たらあなたは「日本人」です。
おめでとうございます!!!
「許可後の手続き」が気になりませんか?順に沿ってポイントをお伝えします。
外国人の方が日本国籍を取得し、日本人になります。
① 事前相談の予約
お住まいの地域を管轄している法局の国籍課で帰化申請の事前相談の予約をします。
② 事前相談
帰化申請担当の職員から個別に必要書類を指示され、日本で収集する資料、本国あるいは
大使館・領事館等から資料を取り寄せるようになります。
③ 申請書類等の作成。
法務局独自のルールがありますので注意が必要です。
④ 法務局に申請。
申請書類一式が整ったら申請します。受理されてから2~3ヶ月後に面接日時の連絡が
あります。
⑤ 審査
書類審査が続き、面接も行われます。
⑥ 結果
帰化許可の場合は➃の申請から約1年ほどかかり許可の通知が届きます。
(本国の手続きに要する時間が長期に渡るお国の場合は、更に時間がかかります)
① 日本国籍を取得。官報の告示があり、官報に乗った日に日本国籍を取得します。
氏名と本籍は戸籍の届け出により効力が生じます。
② 帰化「通知書」の受け取り。
法務省から送られてきます。
③ 法務局にて「帰化者の身分証明書」の受け取り。
指定された日に、法局に受け取りに行き今後の手続きの説明を受けます。
告示日よりしばらくたってから交付される場合もございます。
④ 市区町村の窓口に「帰化届」を提出。
「帰化者の身分証明書」を持参し、市区町村の窓口に「帰化届」を提出します。
※告示の日から1ヶ月以内におこなってください。
⑤ 在留カード又は特別永住者証明書の返納。
帰化の日から14日以内に「帰化者の身分証明書のコピー」を添えて、郵送または
出入国在留管理局の窓口に持参して返納します。
⑥ 各種名義変更
健康保険証、運転免許証等
⑦ 本国への国籍喪失の届出
※国によって、不要な場合もあります。
申請から待ちに待った日ですよね。帰化申請は厳しく時間がかかりますが、その分、
許可の喜びも大きいものです。最後のひと手間がありますが頑張ってください。
初めてのお手続きで分からないことが多いと思います。そんなときは専門の行政書士に
お問い合わせください。
お読みいただきありがとうございました。